

成功から地獄へ、そして静かな復活へ
2009年、MBK(旧Core Contents Media)からデビューしたT-ARA(티아라)。
「Bo Peep Bo Peep」「Roly-Poly」など、K-POP第2世代のトップガールズグループとして活躍し、日本ではオリコン1位・武道館公演まで成し遂げた。
だが2012年──一夜にして全てが崩れた。
✦ 編集者のコメント
あの日、あのツイートを見た瞬間、嫌な予感がした。
「これ、取り返しつかないかもしれない」──そんな直感が的中してしまった。
① 2012年7月──ファヨン“いじめ疑惑”騒動の発火
事の発端は、メンバー数人がファヨンに当てつけのような意味深ツイートを連投したこと。
これをきっかけに「T-ARA内部でいじめがあるのでは」とネットユーザーが騒ぎ出し、韓国中が炎上。
翌月、事務所はファヨンの“契約終了”を発表。
公式には「いじめの事実はない」とされたが、事務所側の“ファヨン悪者化”に近いコメントが逆効果に。
以後、T-ARAは“いじめグループ”という烙印を押されたまま長年苦しむことになる。
② ファン離れ・広告契約全消失・TV出演NG──失速するT-ARA
ファヨンの脱退後、T-ARAは再編して活動を継続するが、
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韓国でのTV露出激減
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広告・スポンサー契約ほぼゼロ
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ファンダム分裂、抗議デモ発生
といった“社会的制裁”に近い扱いを受けるようになる。
当時の韓国ネットでは「もうテレビで見るのも不快」とまで言われ、一時は“表舞台から消されたグループ”状態に。
✦ 編集者のコメント
K-POP史上、ここまで露骨に“干された”ガールズグループって他にないと思う。
真偽すらわからないまま、全員が“加害者”扱いされたんです。
③ 逆転の再評価──“実はいじめじゃなかった”という証言と告発
2020年代に入り、元関係者・関係スタッフ・元メンバーらによる「T-ARAはいじめ加害者ではなかった」という証言が相次いで浮上。
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元スタイリスト:「実際にわがままだったのはファヨン姉妹」
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ファヨンの双子の姉ヒョヨンの脅迫メッセージ暴露
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元メンバーアルムの発言:「悪いのは一部スタッフだった」
こうして“ファヨン側の被害者演出説”が強まる中、T-ARAには徐々に再評価の声が集まりはじめた。
④ 現在──“6人完全体”での奇跡の復活(2021年)
2021年、ヒョミン・ジヨン・ウンジョン・キュリ・ボラム・ソヨンの6人でカムバック。
約4年ぶりの完全体復活は韓国国内でも話題となり、
「ようやく報われた」「彼女たちはずっと被害者だった」という声が広がった。
とはいえ、傷跡は深く、ファンダムは完全には戻っていない。
それでも彼女たちは「何があってもT-ARAとして立ち続ける」と表明した。
🖋まとめ|一度壊れた“イメージ”は、取り戻せるのか
T-ARAは、K-POPで最も過酷なバッシングを受けたグループかもしれない。
いじめの真偽は曖昧なまま、SNS一つでキャリアが崩壊した。
それでも彼女たちは、“清算ではなく、継続”を選んだ。
時間はかかったが、ようやく「T-ARAは悪くなかった」という声が届くようになった。
✦ 編集者のコメント
謝罪の言葉もないまま、離れていった人たちに言いたい。
「T-ARAは、10年間ずっと戦ってたんだよ」って。






