aespa|メタバースを背負わされた4人の「リアルな限界」

aespaが登場したとき、K-POPに革命が起きたと思った。
仮想と現実を融合させた「メタバースコンセプト」、アバターとの共存、SMの壮大な世界観──

でも2025年現在、その世界観にワクワクしてるファンはどれだけ残っているだろう。

今、aespaに求められているのは“仮想の自分”ではなく“本物の彼女たち”の魅力だ。


「世界観の勝ち」ではなく、「中身の空白」だった?

初期のaespaは、革新性だけで注目を集めた。

  • 「Next Level」の中毒性

  • 仮想メンバーとの新鮮な演出

  • コンセプト先行のブランディング

でもそれが、“メンバー本人のキャラが薄い”という弊害にもなった

いつまで経ってもアバターやAI設定ばかり語られ、
リアルなaespa本人たちの「素顔」や「人間味」は後回しにされてきた。


世界観は崩れ、でも中身はまだ“構築中”

2025年6月、aespaはシングルアルバム『Dirty Work』でカムバック(6/27予定)。
これは完全に「リアルな彼女たち」に焦点を当てたビジュアル路線。
メタバース要素はほぼ封印されている。

でもここでひとつ問題がある。

「じゃあaespaって、何が強みだったの?」

今さら普通のガールズグループとして売っても、
NewJeansやLE SSERAFIMと比べて新鮮さがない。

仮想設定を引いた後、“芯”が見えないのだ。


ステージは強い。バズはしない。

aespaのパフォーマンスは間違いなく一級品だ。
でも、SNSを中心に見ても話題が分散している。
“なんとなくカッコいい”止まりで、熱狂に至らない。

  • ニンニンの歌唱力

  • カリナのビジュアル

  • ウィンターの安定感

  • ジゼルの国際性

…全部優秀。でも、全員が「優等生」にまとまりすぎてる

“癖の強さ”や“カリスマ的なぶっ飛び”がないまま、
aespaは大手企業の正社員みたいな空気を漂わせている。


aespaが“本当の再起”を遂げるには?

『Dirty Work』のカムバックはひとつのターニングポイント。
でもそれが「普通にカッコいい」だけで終わるなら、aespaは第4世代の「記号」止まりで終わる。

今必要なのは、メタバースでも設定でもない“誰か1人のリアルな狂気”だ。

仮想を抜けて本物になるには、想像以上に痛みが伴う。
それを越えられるかどうかが、aespaという“実験”の行方を決める。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です