ITZY|ガールクラッシュの象徴だった彼女たちは、なぜ主役から降りたのか?

かつて、K-POP第4世代の“ガールクラッシュ代表”といえば、迷いなくITZYの名前が挙がった。
「DALLA DALLA」「WANNABE」での勢いは本物だったし、「私は私らしく」というメッセージも確かに刺さった。

でも2025年、今のK-POP界で“ITZYが1番熱い”と即答できる人はどれくらいいるだろうか。


勝ちすぎた初期が、苦しさの始まりだった

ITZYはデビューから数作で“完結”してしまったグループだった。
あまりに早くイメージが固まり、あまりに早くピークを迎えてしまった。

  • どの曲も「ガールクラッシュ」の延長線上

  • 振付は難しく激しいが、曲調の印象が似通う

  • 常に“強くて自信がある”キャラしか許されない

この固定イメージが、「どこを更新しても既視感」と言われる原因になった。


新しいITZYは「らしさ」を失ったまま?

2025年6月、10th EP『Girls Will Be Girls』をリリース。
これまでよりも落ち着いた大人の余裕を感じさせる仕上がり。
でもそれが逆に、「ITZYっぽくない」と感じる層を離れさせている。

ファンの中にはこう言う人もいる。

「前みたいな攻めた曲が聴きたかった」
「TWICEっぽさ?aespaの影響?何路線なのこれ…」

今のITZYは、変化しようとして“らしさ”を見失っている途中だ。


LE SSERAFIM、NewJeans、BABYMONSTER…後輩たちに飲み込まれる構図

2022〜2023年にかけて、後発のガールズグループたちが次々と台頭。
LE SSERAFIMの「アンチを逆手に取る姿勢」や、NewJeansの「抜け感」──

ITZYが時間をかけて築いてきた路線を、後輩たちは“もっと鮮やかに”“軽やかに”やってのけた。

この結果、ITZYは「一周回って古い」印象を持たれてしまった。
本人たちは進化し続けているのに、“ITZYらしさ”が変化に耐えきれなかったのだ。


ITZYは「再起」できるのか?

2025年6月の最新作は、間違いなく挑戦的だ。
肩肘張らないITZYも、新しい魅力を持っている。

でも、それが「話題」になるかといえば、まだ静かだ。
爆発力がないのだ。

ITZYが再びステージの主役に返り咲くには、
“ガールクラッシュ”という型そのものを壊す覚悟が必要になるかもしれない。

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